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ジアミンフリー染毛剤【マロン】を使ってみました(その2)2018.05.14 Monday
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(昨日のつづき)
ヘナ10年選手だけど、ヘナの赤味を抑えるための
インディゴ使いにはアレルギーの不安と仕上がりに不満がある、
ジアミンフリーの【マロン マインドカラー(公式HP)】を知って
使ってみることにした、
というところまで書きました。
ところでマロンには色味が3種類あります。
N 自然な黒褐色
S ソフトな黒褐色
B 明るいブラウン
この3色のうちNとSは
「紫から濃い青味を感じる色に染め上がります」
と書かれています。
オレンジと青は反対色なので
掛け合わせるとより黒に近づくはず。
マロン単体で使うと
お洒落なパープルカラーのおばあちゃんか
頭が青く光る人になる可能性がありますが
ヘナの赤味を抑えるのが目的なのでOK。
でもあまりに青黒くなるのもアレなので
【S ソフトな黒褐色】にしました。
ちなみに【B 明るいブラウン】でも
暗めの染め上がりとのクチコミでした。
マロンは一般的な酸化染毛料と違い脱色はせず
髪のキューティクルを開いて色を乗せる
お歯黒式なのだそう。
脱色しないので髪の傷みはかなーり軽減されそうです。
ただし、一回めでは染まりにくいこともあるそうな。
一週間前にヘナした頭がこちら↓
(室内日陰)
室内(日向)
マロンの中身は
説明書(2枚)、1剤、2剤、コーム、トレイ、ビニール手袋(1対)
と、とてもシンプル。
これ以外に自分で用意したのは
・ラップ、タオル、シャワーキャップ、ニット帽(すべて保湿&保温用)
・ティッシュ、酢水を含ませたコットン(肌や衣類、洗面台が汚れた際の拭き取り用)
1剤と2剤は混ぜずに
1剤15分→2剤15分→洗い流す
という行程なのも珍しいです。
まず1剤
白っぽいクリームで、ほのかに酸味を感じる香りがします。
1剤と2剤は同量使用するので
わかりやすく線にして出しました。
ショートヘア&髪少なめなのでチューブの1/2くらい。
乾いた髪に塗布。
普段ヘナを泥遊びのようにワシワシ塗っているので
いつもより染料が少なく感じます。
刺激はなし、香りもほぼなし。
うっすらパーマ液みたいな香りだけど
気になるほどキツくないです。
ヘナ同様、ラップしてタオルターバンしてヘアキャップして
ニット帽も被って保湿&保温。
1剤は乾ききってしまうと髪がゴワゴワにかたまり、
2剤の浸透が滞るので、必ずシャワーキャップなど被るよう
推奨されています↓
(だったらシャワーキャップも付けてほしい!と、心の声)
15分間半身浴
ターバンなどを外して固まった頭をもみ込みます。
(しっかり保湿&保温していたせいか
あんまりかたまってなかったよ)
そして2剤
うっすら鉄臭
でも1剤同様そんなに気になりません(ヘナ程じゃない)
「2剤を塗ったら一瞬で色が変わる!」と聞いていたので
激写
わかりにく〜〜
下1/4はまだ塗ってないので若干赤いの。
実際は「うわ〜」ってテンション上がるほどかわったんだけどね。
全部塗りました。
黒いです。再び保湿&保温して半身浴15分
ターバンをとったら…
髪もだけどおでこが青いー
酢水コットンが大活躍
すぐとれました。
流す前にもう一度頭をもみ込んでみました。
そして少量のぬるま湯で緩めてから
シャワーで洗い流し、シャンプー&コンディショナーしました。
うん、黒くなったよね。
でも夜だし、室内灯では色がわかりにくいので
次の次の朝まで待ってから(日曜雨だったので)撮影
マロン後2日(室内日陰)
(室内日向)
真っ黒ではなく、茶褐色で赤味は抑えられてます。
艶も出ましたー
これは成功といっていいかも。
口コミによるとマロンでも
髪や地肌に合わない人がいるみたいです。
一般のヘアカラーよりもはるかに使えると
私は実感しました。
ジアミンアレルギーの人、
ヘナの赤味を抑えたいけれどインディゴに不満のある方、
ご参考になさってください。
またアレルギーが気になる人は
必ずパッチテストを行ってからの使用をお勧めします。
JUGEMテーマ:ヘナで美しく
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ジアミンフリー染毛剤【マロン】を使ってみました(その1)2018.05.14 Monday
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一般のヘアカラーを使うと
地肌の皮むけ、かゆみ、湿疹などができるので
10年以上ヘナで髪を染めています。
美容室ではなくセルフヘナです。
このヘナ染め、
地肌が健康になり、髪に艶が戻り
いいことづくめではあるのですが
いくつか問題があります。
1.染め時間がかかる
10年もやっていると慣れましたが
ヘナペースト塗布後、
ラップしてタオルターバンなどで保温して
2時間以上置いてから洗い流します。
10年もやっていると慣れましたし、
むしろ頭が冷えて(ヘナにはクーリング作用があります)
リラックス状態になるのでいいのですが、
ケミカルヘアカラーに慣れている人には辛いでしょうね。
2.パーマがかかりにくくなる
私はストレート派なので問題ないですが
パーマをかけないとセットが決まらない人には
ネックですね。
一説にはデジタルパーマならOKとも聞いたことがありますが
自分で試していないのでなんともいえません。
3.ヘナ独特の香り
ヘナはインドやエジプトなど、暑くて乾燥地帯に生育するハーブです。
ハーブというといい香りと思うかもしれませんが
アロマセラピストの私でも正直あまりいい香りとは感じません。
例えると畳に醤油をこぼしたような香り?
収穫したての新ヘナはお抹茶のような香りでした。
酸化するとクセがでてくるみたいです。
4.色味がオレンジ〜赤オレンジ
ヘナペーストはグリーン〜褐色なのですが
これを頭に塗り、洗い流すと
髪にはオレンジ色のヘアマニキュアをしたような色味になります。
これが似合う肌色の人にはいいですが。
これはヘナ染めして一週間の私の頭です。
そんなにオレンジじゃないって?
室内の日向で…
太陽の下だと赤すぎるんですよ
鉄鍋で溶く、インディゴを混ぜるなど
色を茶褐色に近づける方法はあります(もちろん試し済み)
インディゴはヘナをした次の日に後染めするのが
一番いい茶色具合になります。
でも残念なことに色落ちが早いです。
そして個人的なことですが、インディゴをすると
ちょっとかゆいかも?
インディゴはヘナよりもアレルギーがキツイらしいのです。
藍染って防虫効果ありますもんね。
ヘナもインディゴももとをただせばハーブ、
葉っぱを乾燥させて砕いた粉です。
モノによってはアレルギー反応が出てもおかしくありません。
だからインディゴでヘナの赤味が抑えられるとわかっていても
あまり頻繁には使えませんでした。
「ヘナは好き、でもオレンジの頭はイヤ
でもこれしかできないからしょーがない」
と思っていたのですが
ジアミンアレルギーでも使える唯一の染毛剤があると
知ったのです。
それが
この【マロン マインドカラー】です。
@コスメでも、ジアミンアレルギーで
これしか使えない人に支持されていました。
私がマロンに求めるのは、
・ヘナ自体は髪と地肌にいいから続けたい。
・でも赤味を抑えてなんとかしたい。
・インディゴは今後アレルギーの可能性もあり
頻繁に使えない。
の3点です。
これらをクリアしてくれればOKなのです。
@コスメでヘナと併用している人のクチコミを参考に
先週末染めてみました。
と、長くなったので結果はまた次回
JUGEMテーマ:ヘナで美しく
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